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DAKKOとは

なぜ主権者教育を推進するか

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自己効力感

選挙に行かなかった理由の多くに「投票しても政治は変わらない」
などの、無力感に裏打ちされた理由が挙げられます。
この無力感は、学生時代から決められたカリキュラムをこなす受
動的な教育により、「どうせ不満は解消されないんだ」という思い
込み、存在しない制約を自ら作りだし、不満の解消に向けた行動
を取らなくなることにあるとされます(1985セリグマン)。
政治参加を促進するためにも、この無力感の打破(自己効力感の
向上)に焦点を当てて、主権者教育を進める必要があります。

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2019/7/28 21:25 日本経済新聞 電子版

なぜ主権者教育を推進するか

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自己肯定感

昨今、自己肯定感が低く、自分の将来に不安を覚える若者が多
くなっています。子育てを母親だけが担うのではなく、いかに
社会全体で子育てを支えることが重要となります。
子どもの貧困から生じる学力格差には、数値にあらわれるテス
トの点数による学力格差だけでなく、学ぶ意欲・ライフデザイン
の明確化などの数値化されない能力の格差にもつながります。

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背 景

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子どもの
自己肯定感の低さ

近年、自己肯定感が低い子どもが増加しており、国際比較調査で
は、我が国の子ども・若者の自己肯定感が低いことが指摘されて
います。
特に乳児期から自己肯定感の低い子どもは、青年期までにアイデ
ンティティを確立することが難しく、学校や社会において、うまく
適応することができない傾向にあることが医療や教育の現場で
指摘されています。
将来の社会を支える担い手の自己肯定感が低いことは、教育のみ
ならず、職場・コミュニティなど社会全体に多大な影響を与えてし
まいます 子どもが自分の可能性にフタをすることなく、子どもの
好奇心・興味関心を全面的にサポートすることで、自己肯定感の
高い子どもにあふれる日本にすることが私たちの夢です。

子どもの発達課題

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E.H.エリクソン、J.M.エリクソン「ライフサイクル、その完結」川島書店 1988年

子育ての課題

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親御さんの負担・

ストレスの軽減

「親・親戚との関係」が自己肯定感に大きく影響するとされる一方
で、子育てに対する負担や不安を子育てをしている人は 7割を超
えています 。
内容としては、「自分の時間の減少」「精神・身体的な疲れ」「周囲
の協力がない」などの子育てから生じる自分の生活へのマイナス
要素があげられ、子どもの自己肯定感向上のためには、まず親御
さんの負担・ストレス軽減が不可欠 となります。

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子育ての課題

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子育て政策・
関連予算の不足

社会費用の統計を見ると、高齢者への支出が約55兆円である
のに対し、若い世代を含む家族への支出が約65兆円と大幅に
低くなっています。
また、家族への支出は、他の先進国に比べても極めて低くなって
おります。

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    • 上記子ども・子育て支援の予算には、子ども・子育て支援制度の実施、
      社会的擁護の充実分が含まれている。
    • 金額は公費(国及び地方の合計額)。
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